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夏の絵本★『雨、あめ』
★今年もまた梅雨がやってきました。
 雨が降ると、外出もおっくうだし、
 洗濯物は乾かないし、湿気やカビに悩まされるし…
 というのは大人の考え。
 子どもたちは、違います!
 子どもは雨も、水遊びも大好き。
 少々の雨なんてへっちゃら。
 怒られても、わざわざ水たまりを選んで歩くのです。
 この絵本も、そんな「雨、大好き!」な子どもたちが登場します。
 雨の日の、子どもたちの大冒険、いっしょに出かけてみませんか?



雨、あめ
雨、あめ
ピーター・スピアー

雨、というと、みなさんは、どんな色を思い浮かべるでしょうか?

私は、やはり断然「黒」「灰色」です。
お日さまの光もささず、空も灰色、あたりの景色もくすんで見えます。
それに、雨や風が強くなると、服もくつもびしょびしょ。
外出も「おっくう」に感じてしまいます。

しかし、スピアー作のこの『雨、あめ』という絵本を開いてみると、
そこに描かれているのは、彩りに満ち、
様々な表情を見せる「雨」の姿なのです。

ある日、子どもたちが庭で遊んでいると、雨が降ってきます。
一旦、家の中に駆け込むものの、
子どもたちは、レインコートを着て、長靴をはき、傘をさして、
いざ、雨の中のお散歩に出発です!

実はこの絵本には、「ことば」は、一言もありません。
雨を表現する描写も、子どもたちの会話でさえ、描かれていません。

けれども、そんなことば以上に、スピアーの絵は、
雨の見せる様々な表情、一様ではない動きを、
変化する「雨」の形を目ざとく?見つけ、
そんな「雨」といっしょに遊ぶ子どもたちの姿を通して、
活き活きと描いています。
雨は、ただ一様に降っているのではなく、
よく見ると、降る場所によって形を変えているかのよう。

雨どいから勢いよく、滝のように流れる雨。
くもの巣に、宝石のようなしずくとなって、現われる雨。
道路が川のようになり、自動車がその水をはね、
やがて、子どもたちの傘も壊れるほどの勢いで降りだします。

好奇心に満ちた子どもたちが、雨のなかを、庭や公園、小川などに
出かけ、雨の多様な表情をどんどん発見していくので、
お話のほとんどのページが、雨のシーンなのに、
とても楽しい冒険の本のような雰囲気です。

そして、絵本の色彩も、子どもたちのレインコートや、町や自然の風景が、とても明るく、透明感のある色彩で描かれているので、
とかく暗いイメージの「雨の日」が、とても心躍る1日のように、
感じられるのです。

子どもたちが家に帰ったあとの、家の中のあたたかい雰囲気も素敵です。
冷たくなった体をお風呂であたためるシーン、
お母さんが食事をつくる間、子どもたちが遊んでいるシーン、
家族といっしょにご飯を食たべるシーン…
余談かもしれませんが、こんなにあたたかく、安心できる家に守られて
いるからこそ、雨の日のお散歩も、心から楽しめるのかな、と思えます。

そして、最後のシーンは、翌日、雨が上がった後の、朝の庭の風景。
この輝きに満ちた風景こそ、雨が私たちにくれた最大の贈り物、
なのかもしれません。

雨の日はゆううつ、雨はめんどくさい…そんな暗い気持ちを
忘れさせてくれるほど、雨の魅力をたっぷり伝えてくれる絵本です。

| 絵本 | 06:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
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