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冒険・遠くに行くお話★『くんちゃんのだいりょこう』
★旅立つときはどんなふうにおとずれ、
 旅立つ気持ちはどんなときおこるのでしょうか。
 普段は日常の生活にしっかりとつながっていても、
 あるいは今あるその場所がどんなに親しく安心できる処であっても、
 ふっとどこか知らない大きな世界へ旅立ちたい、
 と思う瞬間がおとずれます。
 そんな心の一瞬をやさしく描いたお話です。


くんちゃんのだいりょこう
くんちゃんのだいりょこう
石井 桃子,ドロシー・マリノ

こぐまのくんちゃんが、おとうさん、おかあさんとお散歩をしていたとき、
鳥が、冬をこすために、暖かい南の国に旅たつところに出会いました。
くんちゃんは、鳥の話を聞いて、ぼくも行ってみたい!と言います。

おかあさんは、「でも、くまは ふゆは ねむるのです」と、
くんちゃんをさとすのですが、「いちどだけ いってみたい」と、
くんちゃんは言います。

するとおとうさんが、「やらせてみなさい」と言いました。
くんちゃんは、おとうさんに言われた、丘の上の松の木を帰り道の目印に、
さっそく出発です。でも…?
くんちゃんは、また丘をかけおりてきました。
おかあさんに、さようならのキスをしてこなかったことを
思い出したのです。

そしておかあさんにキスをして丘にのぼると、
鳥たちが遠くの空で点のように見えました。
「ぼく、そうがんきょうが いるな」と、
くんちゃんはまた丘をおりて家に戻ります。
そして双眼鏡をもって、おかあさんにキスしてまた出かけると、
こんどは、双眼鏡で見た湖でさかなつりをしようと、
つりざおを取りに戻って…。

こんなふうにくんちゃんは、丘にのぼって旅に出ようとするたびに、
旅に持っていくものを思いついて、何度も家に帰ってきて、
最後にはとうとう「ぼく、りょこうにでるまえに、すこし
ひるねしたほうが いいとおもうんだ」と眠ってしまいます。

このように、結局くんちゃんは旅立つことはなかったのですが、
まだ見たことのない南の国に、
くんちゃんの心は、たしかに旅立っていったのだと思うのです。

今見えるところから、さらに遠くを見たいと思い、
双眼鏡で見つけた、すてきな湖で魚釣りをすることを思いつき、
まだ見ぬ暖かい南の国の暑さを想像してみたり、
くんちゃんの心は今ある場所から未知の世界へ、
すでに十分遠くまで、旅立って行ったのではないでしょうか。

旅立つ心を大きくふくらませたくんちゃんを、
静かに見守って、冒険の旅に送り出し、
心ゆくまで(体が自然に休息のときを迎えるまで)、
未知の世界を旅させてあげている、
おとうさん、おかあさんの姿も素敵です。

眠りからさめて、また少し大きくなったくんちゃんは、
きっとまた少し遠くまで出かけて、
さらに広い世界を夢見るようになっているのでしょうね!

子どもたちが、少しずつ大きくなって、
自分の足と想像力で、未知の世界を心ゆくまで旅できるよう、
見守っていきたいと思える作品です。
| 絵本 | 15:11 | comments(0) | - |
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