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夏の絵本★『おじさんのかさ』
★毎日、雨、雨、雨…梅雨の最後のこの時期は、
 かさとのおつきあいが一番多くなる季節ですね(^^)
 普通に歩いているときは気づかないのですが、
 ちょっと高いビルなどに上る機会があって、
 窓から通りを見下ろすと、そこには色とりどりのかさの花!
 それは暗い雨の一日を、ぱっと明るくしてくれるよう。
 このお話もそんな、ほっこりあたたかい、かさのお話です。


おじさんのかさ
22/ref=nosim" target="_blank">おじさんのかさ
佐野 洋子

とてもりっぱなかさをもっているおじさんがいました。
それは「くろくて ほそくて、ぴかぴかひかった つえのようでした」。
でも、このおじさん、雨がふってもその素敵なかさをささないのです!

少しくらいの雨のときは、ぬれて帰り、
急ぐときは、しっかりかさを抱いて走り、
それでも雨がやまないときは、なんと、他の人のかさに入れてもらうのです!
それほど、おじさんにとってかさは「だいじなかさ」だったのですね。

でもある日の公園での出来事が、おじさんを少しずつ変えていきます。
雨がふり出しても、かさをぬらすのがいやだったので、
おじさんは「いっしょに いれて」とたのんできた男の子を、
なんと、無視するのです! ここまでくると、もう「変人」ですね(^^;)

結局男の子は、通りかかった友だちの女の子のかさに入れてもらって帰るのです。
しかし、そのとき二人が歌っていた歌が、
おじさんの心に少し変化をもたらすのです。
「あめが ふったら ポンポロロン
 あめが ふったら ピッチャンチャン。」

二人が歌っていたこの歌を、おじさんは
「ほんとかなあ。」
と、ふと思います。
そして、気になったおじさんは、なんと! 
今までさそうとしなかった、自分のかさを開くのです。

すると、おじさんのりっぱなかさにも雨があたって、
「ポンポロロン」と音がするではありませんか。
おじさんはすっかり嬉しくなって、
雨の中を、町のほうへ歩いていきました。
そして、町を歩くたくさんの人の、長ぐつで歩く音が、
「ピッチャンチャン」と聞こえるのです!

上からも下からも、楽しい音がしてきて、
おじさんもなんだか楽しそう。そして元気よくうちに帰っていきました。
りっぱなかさも りっぱにぬれて、よりいっそうかさらしく見えます。
それを見ておじさんはうっとりしました。

こんなふうに、おじさんのかさへの偏愛ぶりには、
この結末でも、まだまだちょっと恐いものを感じますが、
それでも、自分にとっての大事なもの、大切なこととの付き合い方を、
おじさんは、ちょこっと学んだのかなーと思います。

大切なものだから、汚れたり、壊れたりするのがいやだ、
と恐れる気持ちは、それが大切であればあるほど、強いのですね。
でも、だからといって、それを一人で抱え込んで、
誰の人生にもかかわらせることなく、隠しておくのはとてももったいないこと!

大切だからこそ、分かち合うことで、
よりいっそう、自分自身も、まわりの人も、
楽しく幸せにできるのかもしれません。

かさを愛するおじさんの姿は、偏屈でこっけいですが、
おじさんを笑う私たちも、あんがい何かを一人で抱え込んでいる「変人」なのかも…。
おじさんの心を開いた子どもたちのように、
素直に、自分の周りの世界に耳を傾け、心を開いていきたいものだと感じました。
| 絵本 | 07:15 | comments(0) | - |
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